このままだと、この子はどうなるのか
「自分にもしものことがあったら、この子はどうなるのか」
独り暮らしで犬を飼っている方から、実際によく聞く不安です。
結論として、
何も準備していなければ、その後の行き先は不確定になります。
想定事例
70代女性・独り暮らし
小型犬1匹と生活
ある日、体調を崩し緊急搬送。
そのまま入院となり、自宅には犬だけが残されました。
このとき問題になるのが、
- すぐに世話をする人がいない
- 鍵の所在が分からない
- 誰に託すか決まっていない
という状況です。
結果として、
- 近隣や親族が対応に追われる
- 一時的な預かり先を探す必要がある
- 長期的な飼育先が決まらない
といった問題が発生します。
なぜこの問題が起きるのか
犬や猫は法律上、特別に保護される存在ではありません。
そのため、
- 自動的に引き取り先が決まる仕組みはない
- 飼育費用も確保されない
という状態になります。
つまり、
準備していない限り「誰かが何とかする」状態になるのが現実です。
事前にできる対策
こうした事態を防ぐために必要なのは、次の3つです。
① 引き取り手を事前に決める
- 親族
- 知人
- 信頼できる第三者
いずれの場合も、事前の了承が必須です。
② 飼育費用を準備する
犬の生活には継続的な費用がかかります。
- 食費
- 医療費
- トリミングなどの維持費
引き取る側の負担を減らすためにも、
費用の準備は重要です。
③ 遺言で明確にしておく
口約束だけでは不十分です。
- 誰に託すのか
- いくら残すのか
これを明確にする方法が、
公正証書遺言です。
遺言がある場合の違い
あらかじめ遺言で準備しておくと、
- 引き取り手が明確
- 費用も確保されている
- 手続きがスムーズに進む
という状態になります。
結果として、
ペットの生活環境を大きく変えずに引き継ぐことが可能になります。
今すぐ確認してほしいこと
独り暮らしでペットを飼っている方は、次を確認してください。
- もし入院した場合、誰が世話をしますか?
- 長期的に引き取ってくれる人はいますか?
- その方の了承は得ていますか?
1つでも答えに迷う場合、準備が必要です。
サポートのご案内
当事務所では、
- ペットを考慮した遺言設計
- 公正証書遺言の原案作成
- 公証人との調整
を行っています。
独り暮らしの方でも、無理のない形で準備できるようサポートします。